❤不動産管理は重要?❤
とにかく利益優先で修繕を繰り延べするばかりで 消極的な不動産管理を行うと、次にような現象が起きます。
① 設備自体が 「老朽化」から「毀損再生不可」になり全面入替になる。
② 見た目全体が 古臭くなる。
③ 退去空室が目立ち 賃貸募集しても空室が埋まらない。
④ 空室を埋めるために 大規模修繕が必要になる。
⑤ リーシングに 広告費や手数料,フリーレントが必要になる。
⑥ 家賃が下がって 今後上げることができなくなる。
これが 不動産賃貸業の「悪循環スパイラル」です!!
→ 家賃収入が大幅に落ち込み,NOIが計画よりも下落し,ローンのデフォルトが起き,売却しようとしても大幅な価値下落につながります。
↑ 画像は大家さん個人で ろくでもない管理(ケチケチ大作戦)をしてると、起きがちな事故と言えるでしょう。
そりゃそうです!誰だってお金は出し惜しみします。自分が住んでいるわけではないので 住み心地や設備状態がわからないのでしょう。
「マダマダいいや!」というのが 大家さんの本音です。
また,急な修繕を言われても 借金しないと資金を用意できないケースもあります。
では どうするのが一番良いのでしょうか?
「物件購入時から プロによる適切な修繕計画を決めておく」
「毎月のキャッシュから 修繕積立をしておく」
「数年ごとに 修繕計画を見直す」
「修繕・原状回復した箇所の履歴をとっておく」
そして,「プロパティマネジメントが得意な 不動産管理会社」に管理を依頼する(投資物件の近所という理由だけで 選んではダメ。近所のさんちゃん不動産会社(おっちゃん・おばちゃん・お兄ちゃん会社の事)に管理なんか任すと 修繕に消極的なことが多い。繰り延べメンテが当たり前)。
物件の状況を 適時に報告してもらえるし,当初修繕計画の見直し,リーシング(賃貸客付)など様々なことで助言してくれます。月々の管理料(約4%~7%)もそう考えると安いもんです。管理料は経費になるので 税制面でも損はありません。
何度も言いますが『目先のことよりも 投資物件は長いパートナーとしてとらえ、長く付き合えるように管理すべき』です。
所有の収益不動産が 息長く活躍するためには,大家さん(オーナー)の投資物件に対する修繕・物件価値の上昇の考え方に 敢えて苦言を呈することのできる不動産管理会社を選択すべきでしょう。